ラベル

2013年5月31日金曜日

ピアノの音色

今、音楽について勉強しています。
ちょっと休憩。
休憩し過ぎだ。

音楽といえば、ピアノの音色が好き。
ピアノと言えば、私はラヴェルが好き。
 
ラヴェルの曲を聴くと、中学高校時代の原風景が頭の中に広がる。
西校舎の美術室で絵を描いていると新音楽室から聴こえてくる音楽コースの子が奏でるピアノの音。

夏休みは私は毎日毎日絵を描いて、音楽コースの彼女たちは毎日毎日ピアノを弾いていた。

たまに蒸し暑くて狭いピアノ室に潜り込んで友人のピアノを聴かせてもらったり。

白線のセーラー服は今はもうブレザーの制服になっていて、私たちの時代は女子校だったけど、今は男女共学になってしまっているし、もうすっかり変わってしまったのだね。

いつまでも変わらない自分の中での原風景を音楽によって思い出すことができるのはとても幸せなことだ。



ラヴェルの曲を辻井伸行さんが演奏しているのがとても好き。

『亡き王女のためのパヴァーヌ』は、何度聴いても涙が流れてしまうから不思議だ。

『水の戯れ』は、本当に素敵。水が戯れているよね。そのまんま。



たまにはこうやってピアノを聴くのも良いよね~。
普段使わない感覚が飛び出してくるようだ。

そして絵を描きたくなる。