ラベル

2024年2月1日木曜日

30代のまとめ

2024年の誕生日で40歳になるので、この10年を振り返りたいと思う。


30歳になったら生きやすくなると大学時代に言われた言葉を楽しみに、
待ちに待った30歳がやってきた!!
その1ヶ月後にパパが亡くなり12年暮らしていた関西から札幌に帰ってきて、
ビジネスパートナーとなるAKIRAさんと出会い、
初めての個展をおこない、
部屋全体を覆いつくす作風で何度か個展をして、
パパの追悼個展をおこない、
そこでライブを主催したら人生のパートナーのとーるさんと出会い、
ネアリカという毛糸絵画と出会い、
私のオリジナルの毛糸うずうず作風が生まれた。

動画編集やCDデザインなど自分のできる制作で収入を得ることが出来て、
何度も海外に旅行し、
AKIRAさんのカメラマンとしていろんな地方に行くことが出来て、
家に引きこもって集中して、ときに過集中しながら
AKIRAさんの名言写真集や作品集、動画編集、カレンダー制作をして、
自分で自分を応援しようと思って「たなかしの応援団」をつくって、
5年間毎日「たなかしの応援団 きょうのひとこと」を発信した。

アーティストたなかしの作品もつくって、
自分の誕生日に合わせてたなかしの福袋をつくって、
2月はじまりのオリジナルポスターカレンダーをつくり、
私のつくったもので喜んでくれる方々がでてきて本当にうれしかった。

横幅7メートル越えの巨大ネアリカ作品を作った。
守り神のめるちゃんがわたしのもとにやってきてくれた。
とんがってて、こだわり強くて、エネルギーに満ち溢れていて、
黄色・ピンク・緑色・ターコイズブルーの髪色にしたり、精力的に活動していた。


AKIRAさんのおかげでできることの幅が広がって、本当に有難く思っている。
「不完全でいいから、どんどん今できることをやっていくことだ。その姿を見た人が協力者として現れる」という言葉のおかげでたくさんの挑戦をすることができた。


アーティストネームを小川ちょこに変え、
小川ちょこ作品のアイディアがどんどんわいて、
AKIRAさんから独立し、
はじめて自分の作品を販売して活動費をまかなう経験をし、
海外でも作品展示の経験をして、
今もオリジナルポスターカレンダーの無料配布と
2ヵ月ごとのカレンダーの販売を続けている。

自分が生まれ育った実家とその土地を手放し、賃貸暮らしになり、
引きこもっていた生活から、少しだけ外で働くようになったら、
案外と楽しいもので、
収入があるから自分の作品を売るのをやめて、
小川ちょこ作品がお好きなかたに里親になってもらうかたちに変更した。

安心できて、あたたかくて、わかりやすい作品であることをコンセプトにしている。
多くの方々の暮らしに溶け込んで、
私の作品を通して「安心してね、大丈夫だよ」というエネルギーを届けたい。
その目的の為ならば、里親になってもらうかたちで十分だと思った。


愛犬が旅立ち、新しい子犬がやってきて、
白髪が増えてきて、月に数回突然やってくる頭痛に悩まされ、
お酒もあまり飲めなくなり、
コンスタントに開催してきた個展もお休みすることにして、
気力・体力と相談しながら、制作できるときに制作することを大切にして、
作りたいと思ったものをその時に作ることを大切にしようと思っている39歳おわりの今。


20代の終わりから人生のテーマとして掲げている言葉がある。

好きな時に
好きな場所で
好きなだけ
好きなことを
(好きな人と)
する。

そんな人生。

これを達成するために
必要なことは必要な時に必要なだけ巡ってくる。

だから余計なことは考えなくていい。


この「好きなこと」というのは瞬間瞬間で選ぶ。
私の好きなことは〇〇だから、一生〇〇していく!とか決めつけない。


これからも私は私の作品に出会いたい。この気持ちは変わらない。