ラベル

2015年5月16日土曜日

パパはもういないんだった。


展示準備か何かで忙しい私に、オヤジギャグを言うパパ。
もう、そんなつまらんギャグ言うのやめなって〜!
という私に、「なんで〜どうして〜」と訊いてくる。
しつこい。近付いてきたパパが私の肩を揉みながら、
「どうしてしのを好きになろうとしているのかな〜」とか言っている。
「もうすぐ死ぬんじゃない?」と私は応えた。
夢の中ではパパがいるのが当たり前になっていた。
夢から醒めたら、もうパパはいなかった。
パパはもう死んだんだった。
朝から涙が溢れてしまった。