2015年1月14日水曜日

アメリカに発つ前に書きたかったことを詰め込んだ。




昨日は1週間ぶりに家の外に出た。


アメリカドルに両替に行ったり、上着を買ったり鞄を買ったり、途中、本屋さんに行った。




人気なのは知っていたが、人気だから逆に読む気がしなかった「嫌われる勇気」。

食わず嫌いだったと言えるね。


知人におすすめされたので読んでみることにし、手に取った。

まず、

紙が良い。

表紙も、中の紙も。

手になじみやすいので読むという行為をし易いと思った。

まだ4分の1しか読めていない。




家に帰ってきたら、いろいろなものが届いていた。

アメリカ出発前に間に合いますように!と願っていた名刺と作品集だ。





名刺には、もう肩書を書くのをやめた。

私にとっては肩書とはあってもなくても同じなんだ。

私はたなかしのを生きているだけだからね。




名刺に表記する内容は極力シンプルにした。

お手本とさせていただいたのは、大沢伸一さんのお名刺だ。

真っ黒な光沢のある厚手の細長い紙に、表の上部に小さく名前だけ。

裏の下のところに番号とアドレス。

それだけだ。

知る人ぞ知るお方なので、それでとても十分だ。

日本人は“肩書”があることによって安心したり、

他人の肩書をみてリアクション・態度を変える。

それが悪いことだとは思わない。

ただたまに疑問に思う。

みんな一人の人間として生きているだけなのにね。

どんなに有名な人だって一人の人間なんだ。

みんなと同じ感情を抱く。

話がずれた。





どんな形になるのか試しに5部だけ依頼したら

予備に5部来たので、10冊にもなってしまった作品集。

こんなにいらない。

でもありがとうございます。


表紙は陶芸作品にしてみた。




予想以上に両サイドが切られてしまった。

文字が切れた。




右ページの作品の写真はわざとはみ出させている。

photoshopで作成した場合、中のページが64ページまでなので、

作ってみたら作品の写真で詰め詰め状態になってしまった。

これはこれで良いとも思う部分もあるが、

次は保存形式を変えページ数を増やして依頼をしようと思う。


あと、作品の写真が全体的に暗かった。

こればかりはパソコン上では分からなく、実際に印刷してみなきゃ分からなかったね。



今回はポートフォリオの代わりとしてアメリカに持っていく。

何事もためしにやってみるってのは大事やね。









帰ってきたら「THE  HYDE」も届いていた。

L'Arc~en~Cielのボーカルのhydeさんの考えや思い、生い立ちが綴られている。


とても遠くに感じるこの美しい男性は、

何を考え、何を感じているのか

私はとても興味を持っていた。


この本には寶井秀人としての人間的部分が記されている。

幼少期より絵を描くことが好きで、

高校に進学する時にデザインの専門学校に進学したそうだ。

色弱だったためデザイナーになる道をあきらめ、当時没頭していた音楽の道に進んだらしい。

まだ少ししか読めていないが、彼の物事の捉え方に少し刺激を受けた。








大阪で買った草間さんの自伝。


「日本には自国の文化を育てる画商というものがほとんど存在しない。美術品販売業はあっても、時代を先取りして作家を育てる人がいない。金儲けに奔走ばかりしているのは、画商ばかりではない。美術館も画商も美術雑誌の人たちも、みんなで自分たちの文化を振興させようと思って、自分たちの生命を賭けて文明に対するチャレンジをやってほしい。

美術界を牛耳っている体制が前近代的すぎて、頭の古い人が、心を開放するような若い人のユニークな発想を駄目にしてしまっている。世界の先進国の中で、日本は文学と現代美術が一番遅れている。

現代美術は心が開かれないと発展してゆかない。だから、日本という国は現代美術が育ちにくい土壌で、美術はいまだに外国の植民地状態である。外国ではこんな絵が売れているからといって真似をするような人がいまだに多い。

人材は見つけるというより、育てなくてはいけないし、環境によって育てられてゆくものなのである。何とかしなくてはと思うが、権力を持っている連中が、企業にしても、美術館にしても、あまりにも頭が堅くて、そのうえ政治家は心が貧しい。そうした連中が心の狭いナショナリズムを動かしていて、思想を育てるとか、芸術を育てるとか、現代美術に取り組もうなんて、本気で考えていない。日本人は金ばかり持っても、それに見合った近代文化と思想というものを持っていない。

これから美術を志して、何かをやっていこうという若者たちも、材料だとかテクノロジーとか、ビデオとか、そうしたモノはすべて与えられているのだが、思想性が非常に貧しいのだ。若い作家たちに1回や2回の個展を開いてくれる地盤もなければ、正当に評価し、書いてくれる評論家も少ない。そういった状況の中では作家たちは育ちにくいし、めげていくことになる。

『あなたの絵に感動した。応援するからがんばって』と、若い作家に接する人が何人いるか。この絵は値段がつかないとか、画廊がついていないから駄目だというような段階で美術を考えてもらったら困るのだ。つくづく日本は歪んだ国だと思う。文化のレベルがどうこうと言うよりもせいぜいジャングルの次の状態ぐらいにあるとしか言えない。

~中略~
でも、自分の道を貫くしかない。死ぬまで私の主張をつづけて、この荒廃の中でたとえ悲しい思いをしても、自分の考えを芸術の中に命がけで表していけばいいのだ、と私は思い直した。それで百年後に誰かが私の作品を見て、草間さんはいい仕事をしたと思ってくれれば、それで満足だと思っている。芸術は私にとっての信仰なのだ」 (P232~P234より)


「(現在の)私は美術界とはまったく関係がない。絵描きの友達ともごぶさたしている。ただひたすら自分の中に入りこんでいく。オープニングの招待状はいっぱい来るが、みんな行かない。だから、交流はない。何々会の会員でもない。画壇の人とは話をしないし、画壇には出ていかない。酒は飲まないし、タバコはすわない。完全にセルフコントロールしている。とにかくすべて芸術の制作に没頭している。そうして、一日一日を生きている」 (P244より)


「私には私のプランがある。それは、私の十代の出発の頃から、周囲の人間たちの冷たい視線にさらされながらも、自分は自分の生きたいように生きるということであり、それを現実に実行してきたことは、我ながらこの道を歩いてきて良かったと思う。
~中略~

人生は真実素晴らしいとつくづく思い、体が震えるほど、芸術の世界は尽きることなく興味があり、私にはこの世界しか希望のわく、生きがいのある場所は他にはないのだ。そして、そのためには如何なる苦労をしても悔いはない。私はそのようにこれまで生きてき、これからもそうして生きてゆく」(P246~P247)




昨日は活字欲求が出たので、制作ではなく本を読んだ。


そしていっぱい寝た。


1週間ぶりの外出は私に睡眠を施してくれた。


朝方、英語でファンレターのようなメールが届いた。

あなたのお話を聞くのがとても楽しみです。と。

とても嬉しいのだが、一言も私の名前が出ていないので、

ツリなのかが分からない。

宛先を間違えているのかも分からないし。

公開していないガラケーの方のアドレスに来たから尚更。


とりあえず私はこう返信した。

「Do you know my name?」





実際に、世界のいろんな国からのアクセスがブログの統計に出ているので、

外国の方が読んでくれているのかもしれない。

海外に住む友人知人かもしれないが。



とても嬉しい。



制作中はYouTubeを流しながら作業することが多い。

先日は繰り返し長倉顕太さんのお話を聞きながら作業していた。

めっちゃ「うんうん、そうだよね」と一人つぶやきながら作業していた。

繰り返し聞いて、聞くたびに違う発見をしたりした。

おすすめなのでここに紹介したいと思う。










このほかにもおすすめのお話がたくさんあるので
ぜひとも長倉顕太さんのYouTubeチャンネルを聞いてみてください。




あと、長倉さんが原田翔太さん、和佐大輔さんと立ち上げたイデアパブリッシング、
「大人の大学」の映像もおすすめです。




良かったら、良くなくても、聞いてみてください。





明日からアメリカに3週間行ってくる。



結局新しいタブレットを買おうとも思っていたのだが、

なんだかんだで今までのタブレットが生き続けてくれているのでこの子を連れて行ってくる。


3年前にスペイン・フランス・イギリスを旅した時にはタブレットもスマホも持たず、

印刷した地図だけで田舎のホテルにたどり着いたのだから、

恐れることは無い。


今回もホテルは予約済みなので、

去年の夏のようにwifiが繋がらなくて宿を予約できなくて焦るということはない。



昼間は美術館、ギャラリー巡りを中心に動き、

夜は読書と内観する時間にする。


ということなので、タブレットの調子により、ブログ更新できるかどうかは不明です。

facebookやtwitterで近況報告や写真を投稿するかもしれません。






帰国後2月7日以降、ボランティアを募って制作したいので、

お手伝いしてくださる方がいらしたら、ぜひメールかメッセージをください。

札幌市内です。

車で来てくださって構いません。

公共機関だと、市電です。

主に、テープで紙を繋ぎ合わせる作業です。


来て下さったらうちの犬が喜びます。


勿論わたしも喜びます。


それでは行ってきます。


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