ラベル

2016年1月15日金曜日

「死ぬまで一生、経験を積んでいくのみなんだ」




という言葉は、


糸井重里さんと宮沢りえさんの対談を読んで頭に浮かんだ。

AERA × ほぼ日刊イトイ新聞
いっしょにやってみる企画「40歳は、惑う。」記念対談

試練という栄養。
――宮沢りえさんにとっての40歳 より





「40歳」を特集している中での対談で、


宮沢さんは試練は栄養、試練はごほうびだと述べている。


宮沢りえさんの舞台は拝見したことがないからイメージでしかないけれども、


マネージャーさんが仕事をもらってきて演じているものだと思い込んでいたが、


毎回毎っ回オーディションを受けているそうだ。



「毎回の、努力のみですよ。

10年後に、ぜったいこの仕事があります、

というのはないわけで。

今やってることをできる限りの努力で表現しないと

次がなくなるっていう恐怖は、ずーっとありますから」 宮沢さん



「あ、そっか。死ぬまで一生、経験を積んでいくのみなんだ」と
私はなにかいい意味であきらめのようなものを感じた。




「カルチャーセンター的なところで

資格をとろうとしたり。

それ自体はもちろんいいことなんだけど、

『教えてくれる場所』へすぐに行っちゃうと、

さっき話した

ひとりで考える時間に

触れないまんまになっちゃうじゃないですか


…教えてもらいすぎると

自分のことにならないんですよ。

芯ができない」 糸井さん



まるで私の背中を押してくれているような言葉だ。


どこかに答えがあるような気がしちゃうんだよね。

お金があったらお金をはらってなにか答えみたいなものを求めてしまう。

それも経験になるし仲間もできるだろうが、

自分がこれしたいねん!というものがあったらとにかくそれをやってみるしかない。

行動するしかない。実践するしかない。


そして幸いなことに私には自分が模索して実践してみるチャンスをもらっている。

ひとりで考える時間ばかりだ。

「むっちゃいいやん!贅沢なことだ!」と以前、師匠に言われた。

そうなんだよね。

なにが言いたいのかわからんようになってきた。

なに言いたいのかわからんようになってきたからビールでも飲みますわ。


「自分ができることをちゃんと連続していかなきゃだめ」 糸井さん


まさにそうだよな。

自分ができることが何なのかということ。

誰かに頼んだ方がスムーズに行くようなこと。


これらは実際やってみなければわからなかったりもする。


あぁもう云々かんぬん御託を並べるのはよそう。



「動かないやつは、言い訳するために、知識や言葉だけがふえる。
動いてるやつに言葉はいらない。」 by AKIRA
2004.11.18.



私の40歳はどんな感じになっているのだろうか。


今の私は自分で編集した動画に涙を流している。