逃亡生活1日目。
日本との時差は2時間。
ホテルは空港のそば。
歩くと約1時間とGoogleMAPさんが仰るからタクシーに乗る。
運転手に全然ちがうところに連れて行かれる。
私はどこに連れて行かれるのかヒヤヒヤする。
何度も住宅街にはいっていく。
番号によるとここやし〜みたいな感じで言う。
ちゃうねんここやねんとGoogleMAPを見せて言う。
またちがうとこに行く。
でもなんだかこれこそ旅っぽいよねと思う。
どっかに電話をかけてる。
あぁわかった。みたいな感じになってる。
なんだかんだで予約したホテルに着く。
タクシーの値段が倍以上の値段になる。
こんなん払えるかー!とも思ったけど、
彼こそが私の旅をオモロくしてくれた第一人者。
可愛い可愛い私の人生の脇役ちゃん。
そう思えたら笑えてきた。
運転手。
運を転がす手になってくれる人。
チップもつけて多めに渡しとこ。
両替してきた分は、
私の旅をオモロくしてくれた人に渡していこう。
今日のホテル。
My sweet roomやで。
アカン、栓抜きがない。
旅のときこそ知恵が働く。
S字フックとカーテンクリップちゃんが栓を抜いてくれた。
今度から旅に栓抜きだけは持ってこよ。
明日は朝食がついてるみたい。
時差は2時間。
こちらは乾季。
私は蚊に話しかける酔っ払い。
飛行機の音が聴こえる。