ラベル

2016年4月16日土曜日

AKIRA 春の新曲動画 全曲歌詞、解説つき。

動画編集できたぜー!
全曲歌詞つきだぜー!

画像をクリックしたらYouTubeにとびます。


『 キミココ 』
これはAKIRA歌ではチョー貴重なラブソングでもある。
誰でもとなりにいてほしい人はいる。
でもその人がいてくれるとはかぎらない。
この歌は片思いの失恋歌でもあり、
東北の震災で愛する人を亡くしたレクレエム(鎮魂歌)でもある。
愛する人がそばにいてくれることは「あたりまえ」じゃなく、
奇跡にだってことに気づけ!AKIRA





『 インラケチ 』
「AKIRAさん、インラケチの歌はないんですか?」
前からよく聞かれてきたんだけど、ついにできましたー!
大作です。たぶんこれが今回のシングルかも。
インラケチはメキシコ・マヤ族のこんにちはのあいさつで、
「あなたはもうひとりのわたしです」という意味である。
高度なマヤ暦やピラミッドで知られるマヤ族は、すべてのものがつながり、宇宙の惑星から人の細胞までひとつの原理によって動いていることを知っていた。
今でこそ星も植物も人間も同じ素粒子で成り立っていると言われるが、マヤ族は5000年も前からそんなこと知ってたんだろうね。
さて、この曲はあんまり神様っぽくしないで、まるでラブソングのように描いた。
「あなた」は恋人や親などのソウルメイトともとれるし、神様ともとれる。
壮大なスローバラードで、「ウレシパモシリ」や「Hug yourself」と同じ1オクターブあげるシンガー泣かせの荒技である。
AKIRA歌のなかでは貴重な胸キュンラブバラードなのだ。AKIRA




『 Bloom 』
「タラレバ人間」は幸せになれない。
お金があったら、才能があれば、もしも条件が整っていたら、などとできない理由を条件反射で探してしまう。
こういう人たちは言い訳ばかりして行動しない。
しかも行動しない責任を他人になすりつける。
タラレバ思考の人間は100%環境が整っても、やっぱり行動しないのだ。
この世では100%環境が準備されるなんてことはありえない。
自分の望みどおりじゃない条件や、いたくもない場所で働くのは当然である。
どんなに劣悪な状況にあろうと、人間らしくあろうとする人々は自分で行動して切り開いていく。
自分のできることから探し、その時々にできる精一杯のことをやり、真摯に人に向き合い、信頼関係を築き、少しずつ環境を整えていく。
そういう人は望まない環境でも意外な才能を発見し、驚くべき業績を上げることもある。
オレたちは魂を成長させるため天国のように平和なあの世から、何事も思い通りにいかないこの世に降りてきた。
わざわざ苦労を学ぶためにきたのだから、自分の境遇を嘆くひまがあったら、できることをする。
あなただけの花を咲かせればいいんだ。
世界でたったひとつ、あなたの花は美しい。
Bloom(咲く) your flower(あなたの花) where(場所) God has planted(植える) you(神様が植えた場所であなたの花を咲かせない) AKIRA




『 スイウヌカラアンロ 』
会者定離という法則はあらゆるものに浸透していて、人だけじゃなく、
ペットや場所や物にも別れはくる。
世界中の先住民たちは魂の不滅を信じてきた。
われわれは肉体の衣装を着替えるだけで、
死んだ家族にも必ず生まれ変わって会いつづけるという。
アイヌ民族は死者にさよならは言わない。
「スイウヌカラアンロ」(また会いましょう。
スイ=また、ウヌカラ=会う、アンロ=~しましょう)という言葉は
その後ろに巨大な宇宙観を内包している。
聖なる車輪として永遠に循環しつづける宇宙、そして命。
死は人生最大の祝祭である。
後悔や罪悪感という生者のエゴで死者を引き止めてはいけない。
100回もいっしょに生まれ変わるソウルメイトを、
「スイウヌカラアンロ」(また会いましょう)と送りだそう。AKIRA




『 アイヌ ネノアン アイヌ 』
「アイヌ」という言葉は「人間」という意味である。
異文化と接触する前の先住民は自分たちの特別な呼称をもつ必要がなかった。
もうひとつ「アイヌ」という言葉は「私たち」という意味がある。
それもときには人間だけでなく、動植物をふくめたすべての命を「私たち」と呼ぶことさえある。
彼らはすべてにカムイ(神様)が宿り、マキリ(小刀)や鍋までカムイモシリ(神の国)にいくと考えた。
一神教の生み出した近代科学の時代には迷信と言われた先住民たちの宇宙観は
最先端の量子物理学と一致する。
人間も動植物もすべてのものが素粒子でできていて、神はいたるところに非局在的に存在する。(一神教は局在的存在)
世界中のネイティブに共通するのは共存の思想である。
一神教はひとりの神が世界を支配する思想だが、多神教は無数の神が共存する。
先住民のいう「人間らしい人間」は、他者を思いやり、ちがいを認め合い、
自然と共存していく人間だろう。AKIRA



『 ハシャガニャ 』
カナダ、クリンギット族に伝わる大霊(グレートスピリット)を「ハシャガニャ」という。
ハシャガニャは世界を創り、人間たちに共存の知恵を授けた。
しかしこの歌はあなたのなかに宿るハシャガニャ、
そしてあなた自身がハシャガニャであるという巨大な宇宙観を描いている。AKIRA




『 Nobody can replace you 』
ゴスペル風のスローバラードだ。
「Hello my mom!」は子供から母への歌だが、これは母から子へ捧げる気持ちを歌った。
神話学者ジョセフ・キャンベルは、英雄の定義を「自分の命をなげうって他者を救う者」と定義した。
だとしたら本物の英雄とは、母親のことではないか。
自らの命をかけて子供をこの世に産み落とし、自分をなげうっても子供を守る。
しかも母親という職業は一生続くのだ。
母親という英雄の前では、ナポレオンだろうがスカイウォーカーだろうが、
キリストやブッダでさえも赤子同然だ。AKIRA




『 小さな英雄 』
ホロリとくるスローバラード。
みんな社会から評価されることだけがすばらしいことと洗脳されているが、
魂のルールはちがう。
ひとりの人間ができることはちっぽけでも、傷を癒してもらっと本人からすれば、全世界を救ってくれた救世主である。
大きなことを目指して足踏みするのなら、まずとなりの人に微笑もう。
目の前の人に手を差し伸べよう。
誰も見ていなくてもあなたの良心にしたがい見えない親切をしよう。
ひとりの世界を変えた小さなヒーローを神様は決して忘れないだろう。AKIRA




『 Surrender 』
メールがつながらなくなって、ドーンと落ちこむ。
ヤフーメールのパスワードが何十種類入れてもちがうという。
この時、オレのなかでなにが起っているのかと言うと、
無意識は「落ちこむ」という情報を脳に送り、脳は「 全細胞に告ぐ、
ご主人様は落ちこみたいと申しておるぞ」
お人好しでアホな神様と脳は必死でオレのためにネガティブな情報を集めてくる。
「これはFacebookやグーグルがヤフーを潰す陰謀だ」、
「最後の本ができあがっても編集者に送れない」、「これでオレは陸の孤島だ」、
「ああ、オレはだめ人間だ」、「人類滅亡だ」と無限に増幅していく。
人が落ちこむときのメカニズムはこういうこと。
メールがつながらないというただの「現象」→これをトラブルと自分で意味づける
→自分で脳に落ちこむ情報を集めさせる→ストレスによる心と体の反応。
こういうとき、最強の武器はこれしかない。
「Surrender」(サレンダー。降参。あきらめる。ゆだねる。あらがわない)
肩に力を抜いて泳ぎにいったり、美味しいものを食べにいったり、忘れることだ。
絶対自分を攻撃するなよ。
逆に「オレって、カワイイ!」とか「オレって愚かだから愛されるのよねえ」とか
「んもう、いけずなんやから~」とほめてしまう。
パソコンを閉じて完全に忘れ、翌朝起きてやってみたら急につながった。
どんなパスワードをいれたかさえまた忘れてしまったが、「そーゆーもん」なのである。
すべては天の采配と割り切り、自分で運命をコントロールしようなんて傲慢を捨て、
降参してしまうのだ。
自我が消えたとき、真我と宇宙がつながり、最良のバランスに自然がもどしてくれる。
おまけに「Dancing Buddha」以来のチョーかっこいいファンク曲ができた。AKIRA




『 犠牲者と勇者 』
犠牲者を「Victim」(ヴィクティム)という。
じつは「犠牲者」は「勇者」へのパスポートなのである。
「自分は事故の犠牲者だ」、「自分は犯罪の犠牲者だ」、
「自分は機能不全家族の犠牲者だ」、「自分は虐待の犠牲者だ」、
「自分は社会の犠牲者だ」、「自分は運命の犠牲者だ」など、さまざまな犠牲者がいる。
理不尽な不幸に襲われた悲しみや怒りは深い。
悲しみや怒りをぶつけるには対象が必要だ。
そこで加害者や他者のせいにした瞬間、あなたは犠牲者として生まれる。
あなたは自分で犠牲者になることを選択しているのだ。
ある意味、犠牲者というぬるま湯は快適である。
すべて他人のせいにして、自分は悲劇のヒーローに酔っていられる。
しかしそのままでは一生他人の人生を生きることになる。
あなたがこの試練こそ魂を成長させるギフトだったと気づくとき、
一瞬で犠牲者は勇者に変わる。
この歌では初のビッグバンド・ジャズ曲に挑戦した。AKIRA



― おまけ動画 ―



何度も撮りなおして声がガラガラだった。
師匠、ありがとう!!



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