ラベル

2014年9月8日月曜日

大学時代の作品。

高校卒業後、2002年4月京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画に進学。

彫刻(木彫、鉄溶接)版画、日本画、メディアデザインも学ぶ。ボールペンでの作品作りや文字での作品作りなど新しい表現方法を模索する。

また、作品を作り続ける意味を考え求め、描けば描くほどキャンバスで溢れることに疑問を抱き、葉や枝など自然に還るものでのインスタレーションを試みるも不完全燃焼に終わる。

在学中に祖父母の家を取り壊すことになり、祖父母への感謝の気持ちを込め、大学で出会った仲間や高校の同級生らと共に、家を使ったグループ展“中村邸にて。展”を行う。

2ヵ月間住み込みで毎日頭をフル回転させながら制作。濃厚で濃密な制作期間と展覧会となる。同メンバーで京都のカフェにてグループ展“ハミテン”を行う。

大学時代は公募展への出品をせずに、ボランティア活動に励む。80人の子どもたちを引き連れ無人島にキャンプするなど行っていた。

中型のバイクの免許も取得し、ツーリングなどしていた。

油彩の作品はほとんど授業で描いたもの。





油彩




これは課題の自画像を家で描いたもの

もう静物画を描くことに飽きてしまった私はデザインの教授に
「もう描くの飽きちゃったんですよね」と言うと、
教授は「写真でも貼って提出しちゃえば~?」と仰ったので、
真に受けてモチーフの柿の写真を貼って提出した。
案の定、油画の教授には苦い顔をされた。
授業のテンペラ画
家にあったBOSS缶を描いた。
これが結構人気だった。

ボールペン画 模索時代







急にピンクが好きになり、いろんなピンクのペンを集め始めた。



グループ展 ハミテン 


恋する気持ちを綴った作品。「ピンキーライナー」

グループ展 ハミテン

グループ展 ハミテン



包み紙にハマりだした時代







北海道ならではの木彫りのクマもミルキー。

トイレもミルキー。

こんちは!

中村邸にて展。より


中村邸にて展。より
祖父母の好きだったユリの写真で部屋を埋め尽くす。


卒業制作



文字で埋め尽くした。

制作途中の写真があったので大学当時の私を載せておこう。



文章が残っていたのでここに残しておく。


・左の作品の一部

どんなに淋しくて泣いていても友達がいれば、それだけで落ち着く。親にも恥ずかしくて話せないこと、友達になら言える。メールの返事なんかいつか返ってくるさ。って思えるようになってきた。私が子どもに優しくなったのは、君の影響なんだね。これって素敵なことだと思う。どんなことがあっても君についていきたい。君の笑った顔を見ていたい。そのためには、私が変にキゲン悪くしたり、マイナス思考に陥ったりしちゃダメなんだよね。やっぱり人の気持ちは変わるんだよね。変わったからこうして君のことを好きになったんだもん。君はよく俺って絶対早死にするわぁとか言うけど、生命線はめっちゃくっきりしっかり延びてるよ。もし早く死んじゃうとしても、そのときまで、そのあともずっと、私は君を愛していたい。私は目の前に君がいると、本当にこの人は私の彼氏なのか?私の彼氏でこの人はいいのだろうか?本当に私のこと好きなの?って疑問になってくる。現実味が無い。なんでだろ??実家に居たってこんなに淋しいんだ。私はどうすりゃいいんだろう。被害妄想のカタマリ。信じることが二人を結ぶ。信じてるけど。私は目に映ったものしか考えることのできないちっちゃな人間になった。昔言われた言葉がトラウマになったから?人の気持ちは変わるって。だからついこの前に二人で楽しいトキを過ごしたことも、好きだと言われたことも、すべて過去のことだから、未来を保障する言葉ではない。そのときの気持ちであって。だからそのときそのときでつながっていなきゃ安心できなくなったの?余裕が無いよね。好きすぎて。今 何してんだろうとか。たまに家族のこととか、友達をそうやって考えたりするけど、なんで彼氏のことになると、いっつもいっつも、今 何してるのか、誰と居るのかとか、考えてしまうよね。それって何でだろう。死ぬことなんていつでもできるのになんで私たち人間は死なないのかってのは心の隅の方にまだ希望を持っているから。って何かで見た。日光よ 私を照らしてくれよ。さむいんだよ。曇りは元気が無くなって、青空は少しでも頑張ろうという気になる。過去の「過」はあやまち?過ぎ去ったあやまち?いろんな失敗で気付いたことはいっぱいあるけれど、やっぱりあの時にちょっと戻りたくもなる。私はリセットしようと決意したのに過去を引きずる。人間そんなもんなんだろうけど。

いやぁ~若いですね。青いですね。あはは
重いなぁ!わたし!
今はとても軽い人間となりました。えへへ


・中央の作品の全文

自分は何がしたいのかよりも何が自分にピッタリくるのか卒業とともに今までの幼稚な私も卒業しなきゃこれからわたしはどこへ向かうのだろうどこへ進んでゆくのだろう世の中を見つめて私自身を見つめて変わってゆく周りとともに自分も変わっていって何を掴んでゆくのだろう誰かに出会い刺激を受けてつながってゆくまだ出会っていない何処かにいる出会うべくして出会う人私は誰かに何かを与えられ誰かに私は何かを与えてゆくことが出来るのならばそれは何であれ成長してゆくことが出来ますように例えば私が誰かに愛を与えることが出来るのならばその人がしあわせになってくれたらいいと思うそして私が誰かから愛を与えられたら私はいっぱいの笑顔で応えたい今まで出会った人たちは私を成長させてくれたどんなに傷ついたとしても後悔しても私が出会ってきた人たちはその頃の私を映す鏡彼らを否定したらその頃の私も否定してしまうことになる今の私がいるのは彼らと出会ってきたからだから納得する人を愛することが出来た私愛することを教えてくれた人たち繋がり繋がってゆくこの時を今をこれからをずっとずっと私の道を見つけることが出来たのもいろんな人のおかげで自分の選んできた道は間違っていたなんて思うことがあっても時間が経てば自分が正直に選んだ道を納得できる不器用な私なりの生き方を逃げ出したくなることから逃げずに反省できる自分でありますように何があっても人のせいにしない人に依存しない私は私の物語を作り上げるために真っ白なページに埋めていくあの人とこれから家族とこれからも大切な人たちと大切にしたいと思っていくまだ出会わぬ人たちと街に出るとこんなにも人がいっぱいいるのにその中でみんな大切な人と出会ってゆくそれは奇蹟と呼べると思う私が生まれたのも両親の出会った奇蹟両親が生まれたのも彼らの両親が出会った奇蹟ずっと繋がってみんながいる自分が存在することの奇蹟とこれからの出会いに乾杯する挫けても失敗しても挫折を繰り返して一流の人間になる一つ目の夢に挫折しても次の夢でもっと大きくなる可能性はある自分なりの人生をこれから

いやぁ~作品用に句読点を外したのでとっても読みにくいですな!!

それにしても良いコト書いてるんちゃう?私。えへへ



濃いなぁ!私!

卒業制作前の作品では小屋を建て、半畳の畳を敷き、内壁をピンクのラインで埋め尽くした作品があったのだが、写真がどこかへ旅立たれました。